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 「ぷよぷよ・魔導物語」が好き・・・そんな北海道に住むファン有志たちが始めた「ぷよキャラ雪像」づくり。雪像づくりの経験はゼロという素人ばかりでしたが、ファンの皆さんに愛されるのはもちろん、多くの観光客に親しんでもらえる雪像を作りたいという想いを、初回からずっと変えることなく続けてきました。

 雪像の準備が始まるのは前の年の夏が終る頃。作り手たちが、思い描いたアイディアをイラストに起こすことから始まります。

 キャラクターの個性を考えて描かれた、たくさんのイラストを元に、雪像のキャラクターやテーマ、デザインが検討されます。どのキャラクターを雪像にするか、どんなポーズをさせるか、で時に熱く論議することも。
 実際の雪像を作る前に、粘土で模型を作って雪像の細かいデザインを決めていきます。多くの制約をクリアしながら作り手の想いを余すところなく表現する作業は、限界への挑戦でもあります。

 試行錯誤の末、「かわいらしさ」とか「作りやすさ」だけでなく展示中の安全まで配慮した精巧な模型が仕上がる頃には、もう年の瀬が迫っています。
 雪まつり開幕目前の1月下旬、札幌大通公園に集まった作り手達が、できうるかぎりの技量を振るって雪像を作ります。

 作業日数は5日間。真冬の厳しい寒さの中、かじかんだ手を暖めながら雪のカタマリに己のこだわりをぶつけ続ける作り手たち。納得するまで諦めません。深夜になっても雪像から離れようとしない作り手だっているんですから。
 いっさいの着色が許されず、雪に凹凸をつけるだけですべて表現することが求められるのが、さっぽろ雪まつりの市民雪像。二次元キャラクターの雪像化はフィギュアなどとは違った難しさがあります。

 こうして、今も記憶に残る「ぷよキャラ雪像」たちは、どれも作り手の想いやこだわりを余すところなく詰め込んだ自信作。わたしたちと同じように、いつの日も「ぷよぷよ・魔導物語」を愛してやまない皆様に共感していただき、「好きでよかった!」と思っていただける事をずっと願って続けてきました。